幸せホルモン
幸せホルモンって?
人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。
脳内物質の中には、人の感情や意欲に大きな影響を与える物質も存在するんですね。
その中でも幸せホルモンとも言われ、代表的なのがセレトニン、ドーパミン、エンドルフィン
ポジティブな思考は考え方の癖などもあるかもしれませんが、脳内物質のひとつであるこのセレトニンが出にくい、不足していると結果良い状態に行きにくいこともあるようです。
逆を言えば、セレトニンがしっかり出ている人はポジティブ思考になりやすいということでもあります。
脳に本当に良い事をすると、セレトニンも分泌され、一番良い状態になり、脳はドーパミンが出やすくなり、ドーパミンが出やすい状態が続くと行動力が生まれる。
めっちゃいい循環(笑)
どうしたらそんないい循環が生まれるのかな??と調べてみると・・・
「幸せだなぁ」と感じやすい、常にそう感じている人には実はとってもシンプルな過ごし方をしているようです。
セレトニン
◆神経の安定に深く関わってくる脳内物質
・好きな人といる時
・睡眠をとった時
・深呼吸をした時
・太陽を浴びた時
どれもリラックス出来る状態ですよね。
確かに人が幸福得るために重要!
朝起きてスッキリしていく状況にはこのセレトニンによって起こるものなのだとか。
朝からボーっとしてすっきりしないときというのは、このセレトニンが不足していることも。
朝起きてからの1時間の過ごし方で、随分日々の状態も変わってくるようですよ。
まずは太陽の光を浴びて大きく深呼吸して、少しお散歩。
考えただけでも私は楽しい。
ドーパミン
◆人の行動に大きく影響し、生きる意欲を作る神経伝達物質
・美味しい食事食べた時
・感謝や賞賛を受けた時
・感動した時
やる気スイッチ?!が出るのもこのお陰なんですね。
人が行動しているとき、それも例えば「〇〇をしたら〇〇が出来る」など自分で「精神的なご褒美」を設定していると出やすいとか。
また、好きな音楽を聴きながら作業するとワクワクして分泌されやすくなるようです。
エンドルフィン
◆脳内で作り出される神経伝達物質であり、それが多く体内で作り出されると、わたしたちはモルヒネ同様の多幸感を抱くことができます
・好きなこと、楽しいことをした時
・性行為
・スポーツ
・お風呂に入った時
α波も出るので閃きなどをサポート
強い信念を抱いている状態や褒められたり笑ったりする時、恋愛感情で心がときめいている際にもエンドルフィンが脳内で作られる
「エンドルフィンはゆったりした気持ちよさを誘う。神経を興奮させて気持ちよくなるのではなく、幸せ感を高めてくれる」
難しいことはわからない
難しいことは続かない
人間の身体は不思議でいっぱいですね。
現代の私たちは、大人も子どもも、日々時間を気にしながら忙しくそれを目安に生活していますが、もともと人間は太陽が昇ると自然に起きて、生きるために食べ物を探して身体を動かし人間同士も触れ合う。その生活の中でどんな環境下、ストレスがあっても、自分での自らの脳が持つ力や自然治癒力などで克服してきていたりします。
朝は太陽の光を浴び、少し散歩でもして体を動かし、人とコミュニケーションをとる。
時に好きなこと、音楽を聴いたり、熱中することに興じてみたり、美味しいものを作り、食し、美しいものに触れる。
夜はゆっくりと湯船につかりリラックスし、大好きな人と語りふれあい、しっかり睡眠を取る。
「時間管理」は必要なことでもありますが、オンとオフのバランス。
本来の人間の自然体である姿を味わい、せめて光を浴びる、深呼吸をしてみる。
朝起きての1時間、夜寝る前の1時間の過ごし方をゆったりと有意義な時間にすることで、随分と「幸せ」を感じる幸せホルモン全開になるのではないかな?と思います。
子どもに「おはよう」と言って、ギュッと優しく抱きしめる。
「おやすみ」とそばで添い寝する。
何気ない日常の中にこそ、「幸せ」は存在し、幸せを感じ、育むことが出来る。
少々の家事は完璧でなくていいのでは?
パートナーに甘えられない時もありますでしょ?(笑)
だからそんなときは、大人もそうやってしっかり子どもに甘える。
そして「ありがとう」「大好き」と感謝や想いを伝える。
そうしたらきっと子どもも「幸せホルモン」全開!じゃないかなぁ?
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